5月28日 ある出版記念シンポジウムの大取りを飾るサプライズ・イベント「スペシャリストなプレイヤーの時代!」で、500人を超える参加者を前に、ピアノ 扇谷研人(おおぎや けんと)さん、バイオリン maiko(まいこ) さん、パーカッション はたけやま 裕(ゆう) さんのスペシャルユニットで出演しました。
シンポジウムは、未来の働き方とそのオフィス空間について、様々な角度から考察した「オフィスビル2030」の著者の方々が、いくつかのテーマに分かれディスカッションをするというもの。
19世紀の筋肉労働者は、機械という文明の利器に仕事を奪われ、
20世紀の工業化社会の工場やオフィスで働くワーカーと呼ばれる人々は、コンピュータに仕事を奪われ、21世紀に入ってもますますその状況は加速するなか、21世紀は、人間にしかできない 感情や感性、コミュニケーション能力を原動力に活躍する「プレイヤーの時代」に。
ワーカーとの違いは、仕事を「こなすのではなく、創り出す」、つまり、創造力が働く価値であり、誰にも負けない専門性 イコール スペシャリストでありながら、ほかの専門分野と連携して、より優れた価値を創造する人々、それがプレイヤー。(シンポジウム報告書より要約)
そのプレイヤーの代表として、裕さんたちが招かれ、演奏を通して『プレイヤーの時代』を体現したのでした。
本の執筆者でこのシンポジウムの主催者本田さん(どこかで聞いたような?…そうです。なにを隠そうファンクラブ会長の本田さんです)の言葉を借りれば、
未来は誰かから与えられるものではありません。だからこそ、自分自身がつくっていくのだという意識をもたなければ、やはり幸せは掴めないのですね。したがって私たちは自ら「人間にしかできない仕事をする」プレイヤーになろうと努力しなければなりません。
個人の専門性と全体演奏のハーモニーが美しい音楽を奏でる素晴らしさ、プレイヤーと呼ばれる高い専門性を活かし、それらのコラボレーションが新しい価値を生み出し、すばらしい空間を演出した20分間。
1曲目「さくら(はたけやま裕作曲)」
2曲目「ルパン三世のテーマ」
3曲目「ハナミズキの願い(新譜:はたけやま裕作曲)」
の3曲がシンポジウムのフィナーレを飾りました。
オフィスビルディング研究所「研究・提言リポート」2014 概要
Symposium Report
「オフィスビル 2030」出版記念
オフィスシンポジウム 2030 近未来、オフィスビルは必要か?
【日時・会場】 2014 年 5 月 28 日(水)イイノホール
【主催】株式会社オフィスビルディング研究所/株式会社オフィスビル総合研究所
【後援】 一般社団法人不動産証券化協会/一般社団法人ニューオフィス推進協議会/一般社団法人日本ビルヂング協会連合会/公益社団法人日本ファシリティマネジメント協会 /ECIFFO NET/WFM(Women's Facility Management)/青山の会(国際経済不動産事情研究会)/NEO 新世代ワークプレイス研究センター
※『オフィスビル2030』とシンポジウムの詳しい内容はこちらのサイトでご覧いただけます。